一度着て、また着る服どうする?
第一回目の今日のテーマはこちら。
研究テーマ vol.1:一度着て、また着る服どうする?
今日のテーマは一度着てまた着る服をどうする?です。
さっそくいただいたお悩みに対して、こんまり流片づけコンサルタントの浦川なおみと一緒に考察していきましょう!
▶お悩み
秋冬のニットなどは、着るたびに洗うわけではないのですが、一度着て、また着る服はどのように収納したらよいですか?洗濯やクリーニング済みの衣類と一緒に収納するのは違和感があり、置き場所に困っています。
ご質問ありがとうございます。
洗濯せずにまた着たい服をどうするか、、、
これは、秋冬ニットだけでなく、パジャマやジーパンでも発生する案件です。
毎回お洗濯すると、傷みやすかったり、エコじゃなかったりという理由で、洗濯せずに何度か着用するお洋服って、ありますよね。
▷解決へのSTEP1:また着る服コーナーを設ける
洗濯やクリーニング済みのものと分けたいのであれば「また着る服コーナー」を作ってみては、いかがでしょう。
【また着る服コーナーの例】
- ときめくかごや箱をクローゼットの一角に用意して、洗濯せずにまた着る服だけを置く。
- 引き出し収納であれば、引き出しの中を箱で区切って他の衣類と区別する。
- ハンガー収納なら、洗濯済みの衣類と区別がつくように、ハンガーの色を変えたり、ハンガーにキーホルダーをかけたりリボンを結んだりして目印にして区別する
- スペースが十分にあるのであれば、ハンガーラックを用意して、お部屋の一角を一度着た服専用のスペースにしても◎
一応、「一度着てまた着る服コーナー」を作って、パジャマ、ジーパンなどを専用の箱に収納しているのですが、秋冬になってニットが加わると、ニットって何枚かを着まわすので収まらなくなって、そのうち近くの棚に山積み状態になってしまうんです。
「また着る服のコーナー」を既に設けていらっしゃるんですね。
工夫されてて素晴らしいです!
秋冬になると、ニットの置き場所に困ってしまう、ということですよね。
ニットを置かなくて良い春夏は、現在の収納で心地よく過ごせている、ということでしょうか。
はい、春夏は基本的に一度着たら洗うので問題ないんです。
▷解決へのSTEP2:季節によって収納を調整
実際の収納を見てみないことには分からない部分もありますが、いまの収納スタイルにときめくのであれば、現在の収納をベースに、秋冬にはニットを入れることを想定した収納を考えましょう。
【季節によって調整する場合の収納例】
「こんまりときめきライフ」で紹介されたこともあるこちらの2つの商品は、使わない時は折りたたんでしまえます。
春夏は折りたたんで収納しておき、秋冬のニットが増えるシーズンだけ使う、なんて良さそうです。
「FRASA Storage basket」
ファブリックと竹の風合いが素敵です。
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アンダーウェア収納ボックス シリーズ
綿と麻が入った生成り色の生地。仕切りがあるタイプとないタイプがあります。
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解決へのSTEP3:こんなときは要チェック!
もしかして、、、また着る服コーナーに山になるほど洋服が溜まったり、ニット用の新たな箱を置くスペースがないくらい収納がパンパンだったりしませんか?
もしそうなのだとしたら、収納だけで解決するのではなく、お洗濯の頻度や、持っているお洋服が「ときめく量」なのかを、要チェック。
「着る→洗濯→収納する」のサイクルのバランスに気を配ってみましょう。
ちょうどよい量、ちょうどよい頻度、、、これは家族構成やライフスタイルによっても違います。
自分の感覚と照らし合わせて選ぶと心地よい暮らしに近づけますよ。
おまけ:浦川なおみは、どうしてるの?
なおみさんは、一度着てまた着る服はどのように収納されているんですか?
実は、私自身は、一度着た服専用のスペースは設けていないんです。
もう一度着る予定の服は、夜、お風呂に入るときに洗面所のハンガーにかけて風を通し、翌朝、クローゼットに他の衣類と一緒に収納してしまいます。
「洗濯済みの衣類と一緒にしたくない」と感じるときは、お洗濯が必要と捉えています。
ワンピースを着ることが多いのもあり、いま持っているニットは厳選したシンプルなハイゲージニット4枚だけなので、特に一枚一枚をとても大切にしています。
昔の私は、一度着たお洋服を、なんとなく汚れもののような扱いをしていました。
でも、「洗濯せずにまた着よう」と思っているのに、汚れもの扱いをするのは矛盾しているし、いざ着ようと思って手に取る時に全然ときめかないな、と気づいて。
「汚れものだ」と感じるなら洗濯すれば良いし、「このままで、また着られる」と感じるなら、他の服と変わらない扱いで良いのでは?と、思い至り、今のやり方に落ち着きました。
まとめ
①また着る服コーナーを設ける。
②季節によって収納を調整する。
③洗濯の頻度や服の量にときめくかをチェック!
最後はやっぱり自分のときめく感覚が頼りになります。
着替える時には”素敵な一日が始まる予感”、
しまう時には”一日を共にしたお洋服を労うような心持ち”に。
そんなクローゼットが私の理想です♪
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